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えこひいきする主任保育士が保育園で生き残る理由と対策法【主幹保育教諭も同様】



こんにちは、こども園副園長の「しん」です。

皆さんは保育士や保育教諭をしていくなかで、このような悩みを持ったことはありませんか。

  • 主任や主幹がえこひいきばかりするので困る
  • 主任らが派閥を作っていて、自分はハブられている
  • 主任らがえこひいきするのに、園長は何も言ってくれない。

これ、実は皆さんの保育方針と園長と主任らの保育方針の間にズレが生じているのが原因かもしれません。



どういうことかというと、主任らは園長からの評価を上げるために、園長の保育方針と親和性の高い保育士らのみ優遇し、その保育方針に沿わない保育士らに対しては冷遇している可能性が高いです。

非常に極端ですが、例を挙げましょう。

例えば、園長がモンテッソーリ教育に最近興味がでてきたとします。

モンテッソーリ教育とは、自立した、有能で、責任感と他人への思いやりのある、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる目的とした、幼児が学べる環境を用意するのが保育の中心内容とする教育法です。この教育法は子どもの集団性よりも個を重視します。

園長は、モンテッソーリ教育を園でも取り入れるために、用具類を準備して実際に教育法を実践しようとします。

その際に、通常の保育園でも見られる、みんなで食事、みんなでお外遊び、みんなで同じ制作物作成といった保育方法以外の保育の経験のない職員がおり、なかなか新しい教育法に対応できないとします。

主任らは、保育士らを統括する立場です。園長の命により園長の保育方針を実践できるように管理する立場なので、新しい教育法に対応できない保育士がいることは自分の評価を下げてしまいます。

その場合、主任らはその保育士を排除するためにえこひいきをするのです。派閥を作り、園長の保育方針に対応できない保育士は派閥に入れず、派閥に入っている保育士だけ優遇する。

もちろん、主任らと気が合うとか良く物を贈ってくれるといった主任ら個人の相性や物欲による面もあります。ただ、それはえこひいきの程度にかかわってくる部分です。

いくら主任らと相性が良くて、いつも主任らにお菓子をくれる保育士であっても、園長の保育方針どおりに仕事が全くできない人であれば、主任らは自分の給料査定に響くため、決してえこひいきすることはないでしょう。

そして、園長は自分の保育方針に対応できない保育士は不要なので、主任らがえこひいきをするのは、むしろ園長にとって都合がいいです。だから、何も言いません。


…といった具合です。実際にはもっと細かな保育方針の相違が原因になると思います。体調不良の園児がいた場合の対応方法とか、保護者に対する説明の仕方とか、日々の保育の中で園長の思い描く保育方針と異なるのが原因です。

まとめると、

  • 主任らは園長からの評価を上げるために、園長の保育方針とずれる保育士らをえこひいきして排除しようとする。
  • 園長の保育方針とずれる保育士らがいなくなるのは園長にとっても都合がよい
  • なので、園長は主任らに対して、特段注意はしない

ということになります。

かといって、主任らのえこひいきを受け続けるのはキツいですよね。いつえこひいきをされなくなるのかもわからないし、園長の評価も低いままで昇給に影響する可能性も高いです。


そこで、今回は、主任らのえこひいきに対する対策法を紹介します。


【対策1】うまく立ち回って、えこひいきされる側になる



もし、あなたの心と体が疲れ切っておらず、主任らと向き合えるパワーがあるなら、「主任らが何を求めているのか」を分析して、主任に気に入られるように立ち回るのに挑戦してみましょう。

えこひいきされるのには、先ほどもお伝えしたとおり、主任らが園長の保育方針に従ってきちんと保育していることをアピールするためです。

なので、主任・園長に自分が保育方針に沿った保育ができていることをアピールしましょう。

えこひいきされている保育士と自分の仕事の仕方がどう違うのか、あっちはどの点がほめられていて、自分はどの点が叱られれているのか、しっかり観察しましょう。

そのうえで、園長の方針どおりに仕事ができるようになっていけば、主任らも他の保育士よりもえこひいきをしてくれるようになります。


【対策2】転職して主任らとの関係を切る



対策1は、あなたに対策ができるだけの余裕がないと実際に試してみるのは難しいです。

そのため、もし追い詰められていて、そんなことを考える余裕もない場合には、サクッと転職して職場環境を変えることをおススメします。

心と体が限界を迎えるような園でそのまま仕事を続けると、うつなどの精神疾患になってしまう可能性もあります。

その場合、働けない、遊ぶ気力もない、なかなか治らないなど、これからの長い人生を精神疾患で悩みながら過ごすことになります。


それよりも、今は、保育士が非常に不足しているので、相性の良い園にとっとと転職してしまった方がいいですよ。


転職するなら、求人サイトを利用するのがおすすめです。

こちらの記事でもおすすめのサイトを紹介しています。

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まとめ:まずは、自分の体調をしっかりと確認したうえで主任らのえこひいき対策をしよう



今回は、主任らがえこひいきをする理由とその対策法を紹介しました。

しっかりと自身の対象を管理して、対策法を実践していきましょう。

主任らのえこひいきなんてどうでもよいことを考えずに働けるようになりますよ。

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