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転職先もブラックとならない唯一の方法【保育士】

こんにちは、認定こども園副園長の「しん」です。

みなさんはこのような悩みを抱えたことはありませんか。

転職したいけど、転職先もブラックかもしれないので不安。
転職先の情報を収集したいけど、ホームページには綺麗事しか書いてない。
転職先の保育園が就職前に言ってた条件と内情が違うことがあったので心配。

これらの悩みにこたえます。

やはり、転職先がブラックかどうかについて最もよく知るのは現在勤務中か過去に働いていた保育士さんですよね。
しかし、実際に声を聞けたという経験はあまりないのではないかと思います。

そこで、話を聞ける人がいない場合でも高い確率で転職先の保育園がブラックなのを避ける唯一の方法をお伝えします。

結論からいえば、

子どもの主体性を尊重した保育を実践している

ことに尽きます。

では、なぜ子どもの主体性を尊重した保育を実践している保育園にブラックが少ないのでしょうか。以下で説明していきます。

そして、最後に子どもの主体性保育の実践園の簡単な探し方を紹介しています。探し方だけを知りたい方は「主体性保育の実践園を探す」にとんでください。




〇主体性を尊重した保育とは



主体性を尊重した保育とは、子どもが自ら考えて行動する力を育むことで、将来の生きる力を身につけることができるような内容の保育です。このような主体性保育は、近年注目されている保育の考え方です。
ChatGPTに挙げられるような対話型AIが今後発展することにより、今までのような単純作業をメインにする職業はAIに取って代わられることになります。

また、対話型AIをきちんと働かせるにはプロンプトと呼ばれる指示書を適切に記載する必要があります。

たとえば、AIに「お礼のお手紙を書いて」と伝えるのと、「保護者に対して、保育士としてお礼のお手紙を丁寧に書いて」と伝えるのとでは、まったく手紙の内容が変わってきます。後の手紙の方が絶対にいいのが出来上がりますよね。

このように、AIが取って代われない仕事に就こうとおもったり、AIにきちんと指示を出すには、想像力、コミュニケーション力、論理的思考力といった非認知能力が重要となります。

今、この非認知能力を育てることの重要性と、そのために子どもの主体性を尊重することの大事さが世界中で叫ばれており、日本でも保育指針などで強く求められています。



◯主体性を尊重する園はきちんとした園




この主体性を尊重する園、実は思った以上に少ないと言われています。


ベネッセが1000園以上を対象に行った「これからの保育を考えるための基礎調査」によると、子ども主体を実現できている園はわずか2割程度です。一方で昔ながらの昭和的な全体保育を実施している園も2割存在しています。


日本では保育指針などで強く「子どもの主体性」を育む保育を求めています。
国を挙げて求めている「主体性保育」、なぜできているところとできていないところがあるのでしょうか。

もちろん園長の個人的な意見・意向もあると思いますが、最も大きな差は

国の法令・方針に従う意志があるかどうか

にあるといえます。

つまり、主体性を尊重する園は法令・方針を遵守するきちんとした園なのです。



〇主体性保育を実践している園は職員負担が減る




主体性保育を実践している園は以下の理由から園で働く職員の負担が減ります。



①法令・方針遵守のために、職員負担を減らす取り組みを進めている




今でも残っている、日誌を手書きで、連絡は電話で、おたよりはカバンに、山程の行事といった仕事ぶりではとてもじゃないですがノー残業なんて夢のまた夢です。残業代はできれば出したくない経営側からすれば、少しでも残業を減らすため、ICTを導入したり、普段の保育方法、行事の内容の見直しを行います。その見直しの時に、「主体性保育」を取り入れているのです。


国の方針では、職員への十分な研修も挙げられていますので、普段の仕事量をどんどん減らし、その時間の一部を使って主体性保育につながる研修を職員に受けさせます。その結果、きちんとした園では職員の負担が減り、主体性保育を実践できています。

一方、昔ながらの園ではどうでしょう。さっきお伝えしたような仕事で手一杯になり、職員の負担は変わりません。空いた時間なんてないので研修は全く受けさせてくれません。その結果、昭和の保育が今も続けられているのです。




②主体性保育は馴染むと普段の仕事の負担感が減る

主体性保育は新しい取り組みですので、導入当初は大変です。
ですが、導入が進んだ後ではどうでしょう。


主体性保育の基本は「見守り」です。ある程度の道筋は保育士が示しますが、子どもたちの意思や意見を踏まえて普段の保育が進んでいきます。


つまり、計画で定めた予定がその通りいくことはありません。予定をきちんと終わらせる必要はないのです。もちろん、計画の修正が必要になりますが、主体性保育を実践している園では、計画の内容も実のあるものに限り、手間がかからないように修正しています。


大事なのは、その都度変わっていく計画をしっかりと考え、10の姿を意識しながら修正していく力を持つことで、予定を完了させるために焦って強制する必要はありません。

「しなければならない」という考えをなくせるだけでも、だいぶ楽になりますよ。

③実践園では保護者の力をうまく活用している

主体性保育の実践園では、保護者の力をうまく借りて職員の負担を減らしています。


保護者会がうまく活動しており、遠足への付き添いや見守り、園行事への協力をどんどんしてもらっています。


例えば運動会では、鼓隊やダンスなどいわゆる見栄えの良い競技を以前は行っていました。これらって、保育士の負担がすごいですよね。ダンスを考え、教え、練習し、できない子に指導し・・・と正直きついです。

ただ、これって子どもたちはやらされているだけで、主体性が全くありません。


そこで、実践園では運動会の内容を大幅に変えています。
保護者参加型に変えて準備の一部を保護者にお願いする、みんなでその場で新しい遊びに取り組むなど、事前の練習をほとんど必要としないものにです。


その結果、行事名も「フェスティバル」などと変更されています。
ここでも、職員の負担は減っているのです。

〇主体性保育の実践園を探すには

以上でお伝えしてきたとおり、子ども主体の保育を実践している園の多くが、職員の負担も併せて軽減されています。「子ども主体を実現するには、職員の主体性が保障されないといけない」という考えもあるようです。

では、こういった主体性保育の実践園を探すにはどうすればよいでしょうか。


ここで一点注意しなければならないのは、


主体性保育の実践園では離職率が極端に低い

ということです。


理由は明らかですよね。仕事もキツすぎない、休みもちゃんと取れる、行事に追われず子ども達を丁寧に見ながら保育ができるからです。


ですので、公式ホームページを一つ一つ見るというやり方はベストとは言えないです。
主体性保育の実践についてホームページ上に記載していないことも多いですし、記載していても職員を募集していないからです。

では、この離職率が極端に低い実践園の求人をどうやって探すか。

一番確実なのは、転職エージェントが付いてくれる転職サイトに登録することです。

転職サイトの調査力は驚くべきものがあります。私のいる園でも求人を出すとすぐに連絡がきます。ハローワークや社協の求人はこまめにチェックしているようです。

つまり転職サイトを情報収集手段として活用するわけです。
転職サイトへの登録時にどのような園で働きたいかをきちんと伝えておけば、その要望に合わせた園を紹介してくれます。

エージェントから教えてもらった情報をもとに、そのまま転職サイト経由で働くのもよいし、良い園を覚えておいて、後々募集が出たタイミングで自分で速攻申し込むのもありだと思います。


エージェントが非常に役立つのは


①どの園が主体性保育の実践園かを教えてくれる


②そういった園で求人が出たのかを把握して紹介してくれる


からです。

まとめ: 人より早く求人情報を得てブラック離脱を

いかがでしたでしょうか。
求人情報は水ものです。主体性保育を実践する園の求人情報をいち早く得て、採用を目指して動くようにしてください。
最初の登録だけでもしっかりとしておくと、今より良い園の情報が届きます。私が転職したときもとてもありがたかったですね。
参考になれば嬉しいです。



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